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2011年3月31日木曜日

急げ、汚染水の処理!

発電所や加速器を持つ施設には、必ず廃棄物処理系があります。

今回の福島では、ラドウエスト建屋が浸水して使い物にならないそうです。

放射線管理区域では、中で使った水を外に出さないように

再使用して使い続けます。


基本的に出てきた廃液を一旦貯蔵して、線量を下げます。

で、その廃液を蒸発缶または蒸発器と言われる密閉容器で

グツグツ炊きます。

熱源は、電気ヒーターであったりボイラーであったりです。



これは電気式のヒータです。

そして、蒸発した蒸気を凝縮して水に戻し

活性炭や樹脂塔などを通してろ過します。



これは活性炭フィルターで中には、黒い活性炭が詰まっています。


あとは、再使用用途に応じてマイクロポアなどの更に細かいフィルターを

使うところもありますね。。飲料水にはなりませんけどね。


蒸発缶に残った濃縮廃液は、レベルに応じて放射性廃棄物として

アスファルトやセメントまたはガラスなどで固化体にされます。

この工程が、結構大変でなかなか処理水量が増えません。。。


今の福島発電所、本来なら熱交換して循環させて冷やせればいいのですが

冷却材再循環ポンプが機能せず、また2次側の熱交換系統が壊れています。


オイルタンカーを、廃液タンクに使おうとしているようですけど

出来れば敷地内にタンク増設した方が、いいように思えます・・・・

一度でも汚染水を入れてしまうと、後の処理が大変ですからね。

海を走るホールドアップタンク(-_-;) 頂けませんねぇ。

六ヶ所村の再処理工場も、アクティブ試験さえしていなければ

大きな町工場と変わらなかったのに・・・・・


国内で放射性廃棄物処理設備を取り扱っているのは、今や日揮さんと三菱重工さん

ぐらいですかね?


やはりここは、世界の三菱がパッケージで作って据えるしかないのではないでしょうか・・・





2011年3月28日月曜日

やはりシステムかなぁ・・・

震災から半月が過ぎましたね。

少しずつ東電福島第一発電所の被害状況が明らかになってきました。

知れば知るほど、先の長さを実感させられます。


国内の商用原子力発電所は、「加圧水型」と「沸騰水型」があります。

東日本は、GE社製の沸騰水型を採用し日立さんと東芝さんが携われています。

西日本は・・・(北海道もですけど)、ウェスティングハウス社製の加圧水型を採用しました。

それぞれ、利点や弱点はあるのですが

この事故で、沸騰水型の超弱点が復旧の足かせになっています。

加圧水型は、原子炉の蒸気を蒸気発生器と言う熱交換器で

エネルギーを伝搬します。また一次冷却水は、沸騰しないように

百数十キロに加圧され、非常に高い温度になります。

熱交換一回分、効率が低いので高温にする必要があります。

原子炉の圧力も沸騰水型の2倍ですからね。。

蒸気発生器の2次側は、管理区域外の水です。

この蒸気発生器で熱交換した蒸気でタービンを回して発電します。

それと同時に、この発生した蒸気を利用して主給水ポンプをまわして

給水するシステムになっています。

(立ち上げ時には、電動のポンプを使い蒸気出力が得られたら切り替える)

この部分は昭和の設計でも、とてもエコなシステムです。

そして補助給水系に関しても、タービン動補助給水ポンプを持ち

電源喪失しても、給水できる仕組みですね。

確かスリーマイルはこの系統の出口弁を閉めてしまった事故だったと思います。

とても良いように思える加圧水型ですが、

アキレス腱はこの蒸気発生器です。

中には何百本もの細管が通っているのですが、その昔は「ギロチン破断」し

国内の蒸気発生器は、順次交換されていきました。

またこの細管にクラックが入るたびに、栓をしていくのですが熱交換率が落ちます。

この細管が、破れると復水器やタービンが汚染しますので

とても大切に検査されています。

沸騰水型は、この蒸気発生器がありませんので

熱効率は高いですし、構造も簡単になります。

しかし、今回の事故はこの構造が災いしていますね。

復水器は、タービンの下にありますから

原子炉に注水された水は、どんどん復水器へ入り

復水器が満水になってから、それ以上の高さの原子炉に注水・・・・

復水器は、運転時真空状態で運転します。

その関係で、空気抜き管やサンプリング系統などに流入しているのでしょう。

当然、それぞれの系統は閉ループになっているはずですけども、

弁や配管の設計圧力は、原子炉より低いはずですから・・・・・

どこから漏れているかわからない・・・・・

私は復水器上部や通常運転時気相部になる部分とみています。

さて、真実は如何に・・



こんな写真が出てきました。



タイムスタンプから13年前でしょうか?

某発電所の燃料取扱クレーンの上部にいるところです。

ひろっちが着ている防護服は

タイベックと半面ダストマスク

手袋は、綿手袋とゴム手袋が2重です。

福島で働く人たちは、ダストではなくガスマスクでしょうから

一層呼吸に抵抗があります(フィルターが細かい)

連続2時間が限度でしょうね。。。

事態が一日でも早く終息することを、お祈り申し上げます。。


それにしても、テロ対策などで一般には公開されていなかった

原子力発電所ですが、一気に真っ裸になりましたね。。。。。

本当は原始力なんですよね、最後は人間の手ですからね・・・・

2011年3月26日土曜日

誕生・・・・

予定日を5日越えて、今朝4:23 無事に誕生いたしました。

1万人以上の方が亡くなられたこの月に、生まれてきたのも

何か数奇な運命を感じます。

さてさて、この子はどんな運命をたどるのか。

何にせよ、たろちゃん同様大切に育てていきたいと思います。


お母さんのお腹の中、随分居心地が良かったのか?

それとも、大地震の起こる娑婆に出てくるのを拒んでいたのか?


ともあれ、母子ともに健康、、今はそれ以上に何も望むものはありません。


たろちゃんの時よりもなんだか・・・・


おじさん風??

あご周りがすっきりしていて、ポチャポチャ感が足りない・・・・

は、かおちゃんの感想でした(-_-;)



生後0日目・・・って言うか生後5時間の弟さんでした。



2011年3月25日金曜日

いったいどんな管理を・・・・・↓

やはり心配していた労災が発生しましたね(>_<)

東電社員の現状も、アップされていましたが・・・・・・

カロリーメートと1時間の椅子での仮眠!

江戸時代の拷問ですか?

東電から何人かの死者が出るまでは、続けるつもりでしょうか・・・・・・

JCOの時もそうでしたが、民間の不始末は民間で

なんて言ってる場合ではないのに・・・・・

こんな時に政治主導というのは

実行部隊も含めた対策本部でなければ、意味がありません



指揮者が、最前線に入り刻一刻変わる状況を判断しながら

攻め入る経路や方法を検討し、進めていく。

安全な場所で指示する管理者なんて、いくらでも代わりがいます。

代わりがいないのは、現場で仕事をするプロフェッショナルです!

どこの電力会社でもそうでしょうが、電力職員役職者は2年おきに交代で入れ替わります。

変わらないのは、現場でプラントの機能を維持するために

油や放射線まみれで働く、棒芯作業員ですから。




立場は、元請けは電力会社の子会社か重電メーカー

時にこれが、縦に並ぶこともありますね。。。

その下に中堅プラントメーカー(ここまでは監督さんですね。)

この下が、実際の現場で働く「作業員」と呼ばれるグループですね。

数えてみてください。

既に2次下請けか3次下請けでしょ・・・・・

もうすでに夕方ですからね

この下に、下請け、下請けと来ると5次下請け

はい、もう夜ですね{アウト}

どこの現場だったか、11次とか12次とか

日が変わりますよ、本当に

これが、建設業界の現実です。みんな知ってるでしょうけど・・

私は、今回被ばく、β線熱傷を受けたのは

東電社員若しくは直系子会社社員だと思っていました。

聞いてびっくり、「関電工」さん!!!

それも20代、30代 (-_-;)

あんまりな人員配置ですね。。

これから子供作って育てていかなくてはならない世代

やはり、何かが根本的なところから狂っています。

ケーブルの接続作業となると、これは技量や認定が必要で素人では無理です。

しかし、ケーブル敷設はリーダー一人いたらあと10人は

素人でも可能な作業です。(リーダー大変ですけどね)

それにもまして、高線量高汚染区域に短靴はいてジャブジャブ・・??

考えられませんねぇ・・・・



被災したこの関電工の社員さん、管理区域の作業は初めてじゃないかと

疑われますね。

新たな情報で、3年生と11年生。もう一人は協力会社員

昨日は水もなく、線量も低かった・・・・・・

今日行ってみて、水があり線量が高かったらその時点で

引き返して作業中止・装備変更・計画変更


原子力施設で働いていたら、当然の対処なはずです。

線量計のアラームが鳴っていたにも関わらず、作業を続けた・・・・・

こんなことしたら普通は、即刻

出入り禁止・ところ払い

になりますからね。

そういえば20年ほど前にも、そんな事件が合って

毎朝

アラームが鳴ったら、その場から退所する、ヨシ!!

なんて、唱和していました。。。。

1次冷却材の10000倍の汚染  

想像が付きません

MOX燃料リーク、丸出しです。

ましてやドライウェルやトーラスの中ではなく

タービン建屋の地下で・・・・・・

福島第1には、入ったことがありませんが同じ構造の

敦賀発電所1号機・・・・

タービン建屋の管理区域と非管理区域は、パーテーション1枚でした。

建屋の基礎のマット・・・・もはや完全防水とは言えませんね。

この10000倍の汚染水は、環境に流出していると考えるのが妥当です。

プルトニウムが海から見つかるのも、そう遠くなさそうです (T_T)

残念ながら・・・

2011年3月24日木曜日

放射線・・・・ひろっちの心配!?

私は、長い間原子力関連の仕事をしております。

その関係で、放射線業務従事者としての教育も多く受けました。

核物理学を学んだことは無いのですが、仕事柄いくらかの知識はあります。

で、福島の報道を見てまして?が・・・・・・


まずは放射線の性質と種類ですが

α線・β線・中性子線・・・これらは粒子線と呼ばれる部類です。

X線・γ線・・・・・・・・・・・これらは電磁波と呼ばれます。

それぞれ特徴があるのですが、

まず放射能(能力)の一つに透過性という力があります。

X線撮影なんて、皮膚を透過させ骨を写しだしたりしますね。。

これを図にしたのが下の絵です。(電事連さんのページからパク)



原子炉は、200mmもある厚い鉄でできていますので

基本的には、α、β、γ、X線は閉じ込められています。

そして原子炉内の核分裂で飛びまわっているのが中性子線です。

この中性子線の飛ぶ速度は、1.4万km/秒と言われていますので

時速に直すと・・・・5040万km!!

光の速度(10.8億km/h)にはかないませんが、音よりも格段に速いですね。

マッハ44800ですね(-_-;)

原子力発電所が発電するときは、この中性子を利用し次から次へと核分裂を

連鎖させていきます。

あまりに早すぎると、的(隣りの燃料)に当たりませんので速度を抑えます。

これが減速材と呼ばれているものなのですね。。

ようするに邪魔ものですが、これにぶつかることにより

1MeVのエネルギーから0.025eVまで弱めます。

国内ではおもにホウ酸が用いられています。

韓国やフランスの支援物資の中に、核防護服数万着とホウ酸5000トンとか

書かれていましたが、このために使用するものです。

国内の発電所で使用するホウ酸は、今回の地震・津波で操業できなくなりましたので

今から立ち上げる発電所は、困っているのが現状です。


おまけですが、夢のプラントと呼ばれている「もんじゅ」は

高速増殖炉といいます。

この高速は、燃料からプルトニウムを作るために減速材を使いません。

だから高速なんですね。


戻りますけど、上の方の表で中性子線は水とコンクリートで止まると書いています。

今朝の朝刊で、中性子線が計測されたと書いていました。

と言うことは、燃料が水没していなくて かつ コンクリートが破れている。

燃料ピット内の燃料の核分裂が進みかけている?

関係者に聞いたところによると、東電さんの燃料ピットにはホウ酸水は使わず

純水を使っているそうです。理由は燃料同士の間隔が広いからだそうですが・・・。


まぁ今朝の報道でもこんなことが想像できるわけです。。。



かなり昔ですが、運転中の格納容器にトラブル対策で入りました。

普段は、ポケット線量計とガラスバッジを持って行くのですが

この時は更に中性子線用のガラスバッジも持って行きました。

ガラスバッジは、現像して初めて実効線量が判るのでその時は判りません。

判るのは、β線やγ線を測定するポケット線量計です。

もう何度も報道されていますが、線量が強いと

ピッ   ピッ   ピッ とアラームの感覚が狭くなります。

もっと強いとピピピピピピピ・・・・・・

そして設定値の80%に達すると ピーーーーーーと連続音がなります。

通常「パンクした」と呼んでいます。

私が心配するのは、中性子線の被ばくは測定しているのだろうかということです。

現場で闘っている作業員や消防・レスキュー・自衛官の方々の被ばく線量

中性子線とγ線を測る測定器は違うんです。

向こうもプロですから、そんなことひろっちに言われんでも・・・・

と思いますけど、報道に出ないと心配しちゃいます(-_-;)


あと一つは、野菜や牛乳などから見つかった放射性核生成物です。

放射性核生成物は、α崩壊やβ崩壊を繰り返し安定するまで壊変していきます。

今はヨウ素とセシウムがよく報道されていますが、

ヨウ素の甲状腺蓄積対策としては、ヨードや安定ヨウ素剤がありますが

セシウムを取り込むと手立てがありません(ヨウ素剤は効かない)

いずれは尿として排出されるでしょうけど、それまでは体内被曝をし続けることになります。

ヨウ素 → セシウム → バリウム(安定)

こんな変化をしていくので、30年間も・・・考えただけでゾッとしますね。

これほど広範囲にわたって拡散してしまった今は、

やはりいち早く汚染地域から遠く離れた方が安全と言えるのではないでしょうか?

2011年3月23日水曜日

移動シーズン・・・・

大震災の爪痕が徐々に拡大してきています。

青天井の原子炉建屋から放出される、放射性ガスが降り注ぎ

近隣の農作物、水産物の汚染が広がっていますね。


「洗えば大丈夫!」と言いつつ、「水道水は飲まないで」 

住民は、対処のしようがありません。 

福島県いわき市から我が町に避難してきた人の情報では

避難した人は救援物資があるけど、

家が大丈夫だった人は、自力で何とかしなさいと言われるそうです。

何も売っていない街、閉ざされたガソリンスタンド、不安な水道水・・・

避難所ばかり報道されていますが、無事だった人たちも深刻です。

一刻も早いライフラインの復旧と放射性物質の閉じ込めを、願ってやみません。

新しいアイアンセットを買ったつもりで、へそくりを赤十字社に募金いたしました。

、陰ながら応援していきたいと思っています。

(来年は買うぞー、フォージドアイアン)

3月も終わりに近づき、ようやく春らしく・・・・・窓の外が吹雪いていますけど

いつまで降るんでしょうねぇ、この雪は・・・


ひろっちの家、畑を挟んで駐在さんの家があります。

お隣さんが駐在さんなんです。

私が住みついてから5代目ですね。

大体3年から4年で交代されています。

村の駐在さん・・・・・イメージではおじさんでしょうが若い人が多いです。

回覧板を持って行っては、

「おい、あのひき逃げ事故の犯人は捕まえたんか?」

年末警戒は寒いから、なんか上手い日本酒探して来い!」

収穫祭の警備、人手が足らんから他の駐在も連れて来て!!」

「1週間、群馬に出張するから、家ちゃんと見とけよ。。」

まるで、マイガードマンのようにお付き合いさせてもらいました

(うるさい隣人で嫌がっていたかもですね)

2月にお別れすっぽんパーティーを計画していたのですが

スケジュールがなかなか合わずに間に合わなくなりました。

ささやかですが、感謝の意を込めて・・・・・・・・

ひろっちが若い時に出会った、最高のバーボンウィスキーです。

色々うんちくはあるのですが、今回は割愛します。




エバンウィリアムスの23年、ブルートップです。

在任中には、金品の授与は法に触れますので、こっそり引っ越し荷物に紛れこませます。




彼の「紅だぁー!」が聴けなくなると思うと何だか寂しいです。

注)歴代赴任してきた駐在さんには、「紅」を歌うことが義務付けられています。村法第7条2項イ

新しい赴任地での活躍を期待しています。






最近、たろは経験値が「2」上がり、「考え中」と「かわいい?」の技を覚えました(笑

2011年3月22日火曜日

避難!!

地元にも、福島県いわき市から避難してきた家族がおられました。

と言っても、私の町から嫁いでいかれたのですけどね。。

娘一人、お母さん一人でしたので、一緒に行かれていたのですが

家などは被害からま逃れましたが、食べるものが無いそうです。

避難所には、救援物資がかなり行き届いたようですが

街の中では、何も売っていないのが現状だそうです。


御主人は、向こうの仕事もあり従業員もいるということで

頑張っておられるそうですが、逆単身赴任ですね。

震災復興で、沢山の手が必要になることは明らかですが

それもインフラ整備が落ち着かないと何もできませんからね。

私の地元でも、商品棚から消えたものが二つほどあります。

1. 電池 12日から一斉に消えました。

2. 18リットルポリ容器 今は在庫切れで販売していません。

あとは、あまり気が付きませんねぇ・・・


故郷を離れるのは苦渋の決断だと思いますが、

ひと家族でも新しい環境に早く慣れ、新生活を始めるのも

復興を早める手立てではないでしょうか。


昨日は、かおちゃんの出産予定日でしたが

なんと普通にスルーしました!!

今日、病院へ行くと「あれー?」って言われたそうです(-_-;)

喪に服す意味も含め、3連休はゴルフいれずに待機していたのですが・・・


来週には予定が入っているだけに、一人で焦っています。


おーい、そろそろ出てこーい




2011年3月21日月曜日

フォール アウト ・・・・死の灰

放射性核生成物の広がりは、私の想像よりもかなり早い速度で拡散しています。

やはりこの時期、北から吹いたり南から吹いたり・・・・・

ましてや、もうすぐ春一番の強い風が吹く季節になります。

福島第一発電所上空は、ガスに混じったヨウ素やキセノンが漂っています。

そして降り注いだ場所で、検出されているのですが

今日の雨は、キャベツやホウレンソウに着いた核のチリを洗い流し

大地へ流れ込むことでしょう・・・・・

そして地下水脈へ。。よくないストーリーです。

一時的な環境放射線は低下することでしょう。

それは無くなったわけではなく、土壌へ吸収されただけ。

現地では懸命の、冷却のための放水作業が続き

外部からの電源供給も、一部完了した模様です。


原子炉内の燃料は、運転中に想像できないような熱と水流で包まれます。

まともに運転していても、燃料集合体が歪んで取り出しにくい時があります。

空焚きなんぞしようものなら、どんな格好になっているかもわかりません。



東電は、燃料を取り出さずに廃炉にするようなことを発表していましたが、

(取り出したくても取り出せないが正しいのでしょうが)

発電は出来ないけど、機能維持だけはしなくてはならない。

10年なんて書いてましたけど、100年でも無理ですね。。

現状の線量から、半分になるのに2万4000年ですからね。。。


野菜や鶏、牛さんが汚染したのも大変ですが

大切な子孫に残す土地と水を汚染させたこの不始末

狭い国土の一部を生活できない土地にしてしまった不始末


孫やひ孫のことを考えると、胸が痛みます・・・・・

2011年3月19日土曜日

遂に100mSvを・・・

津波による電源喪失で、制御機能を失った福島第一発電所。。。

事故から1週間経ち作業員の線量が100mSvを越え始めたようです。

もっと早くにも弁の開放に走った人は、越えていましたが・・・・・

放射線に携わる職業の人は、電離放射線障害防止規則に則り管理されています。

ICRP勧告により、年々厳しくなってきていて現在では

5年 100mSV 

これには、期日が決められていて平成18年が起算で22年までとなっています。

つまり今年の4月に100mSv被ばくすると、28年の4月1日までは

放射線管理区域に入域することが出来ません。

東京電力の職員や東芝・日立・三菱などの電力会社や重電大手などでは

配置転換や部門移動なので線量を使い果たした従業員も維持できます。

しかし、下請け・孫請けともなるとなかなかその対応が難しい問題となります。

下請けの会社は、専門に偏る傾向がありわが社も例外ではありません。

原子力で要求される技術は、一般でも通用する技術はたくさんあります。

また原子力にしか通用しない技術もたくさんあるんですね。

このバランスが取れていると良いのですが、概ね偏向していると思います。 


また細かい管理の面では、1日は1mSvで管理されています。

ポケット線量計とガラスバッジまたはフィルムバッジという2つの計測機をもち

管理区域に入域します。。

ポケット線量計は、デジタルアラームメーターとも呼び毎回線量の設定値を

変更することが可能で、設定値の80%で警報が鳴るようにしてあります。。

これは警報が鳴ってから退避するまでの時間を考慮されているのと

測定誤差の余裕をもつものです。

ガラスバッジやフィルムバッジは、放射線の感光作用を使ったもので

毎月現像し評価を行います。

1ヶ月間のアラームメーターの集計値を暫定値、ガラスバッジなどの評価値を

実効線量とよび、こちらの値が正規に採用されます。

機械で測定するものは、誤差を持ちますので余裕を持ち0.8mSv/月

が、通常の管理線量値となっています。

このように原子力で働く人は、自分の線量を常に意識して働いています。

月の途中や年の途中で線量を使い切ると・・・・・・

下手をすると、職を失います。。

これが、現在でも原子力の末端の現実です。


大きな器に守られた職員などは、大丈夫ですけど

小さな会社などでは向こう5年間の保証がないと手が出せないのではないのでしょうか。

現在も少ない人数で、交代して対応されていますけど

人が簡単に集まらない訳は、こんな背景があるのです。


原子力発電所を運転中に、稀ですが燃料リークという事象がおこることがあります。

これは何処の電力会社でもプレスリリースしていますけど・・・

たくさんある燃料集合体の内、1体

その中にある1本の燃料棒が傷か何かの影響でリークすると・・・・・

キセノンやヨウ素が、一次冷却材中に溶け出します。

たった1本ですよ・・・・

それでも停止した時には、雰囲気の線量が通常より2割から5割も増加します。

今回、いったい何本の燃料棒の被覆(ジルカロイ)が損傷したのか判りませんが

相当数の燃料棒が損傷していることは想像できますね。


現在、放水による冷却作業が本格化し、電源系統の復旧も見えてきました。

一刻も早く燃料棒の損傷をくい止めて、次のステップ【閉じ込める】の

復旧作業に取り掛かれることを期待いたします。。。


石棺とは言いませんが、温度さえ安定させ人が近づければ

タングステン製のパネルハウスを組み立て遮蔽をし

その外にしっかりとした、原子炉建屋の外殻を再構築する。。。


そのステップに行きつくまでには、どれくらいの時間がかかるのでしょう・・・ 

2011年3月18日金曜日

福島第一発電所、冷却作業!!

昨夜、ヘリからの水投下を見て効果が薄そうだと感じました・・・・

やはり以前記事にした、投下するならホウ酸入りクラッシュアイスが良いかと

思います。ただ、国内のホウ酸製造工場が今回の地震で打撃を受けて生産不能状態です。


我々の発電所も、立ち上げ時に多量のホウ酸を必要としますので、生産復旧が

遅れると、立ち上げ時期に支障をきたす恐れがあります。


今朝のニュースで、海外(韓国・フランス)からの援助物資にホウ酸がありましたので

なんとか対応できるんじゃないでしょうか。


で、今朝ふと思いついたのですが同じリスクで注水するなら

ヘリから消防用ホース(1本25m)を12本つなぎ、これで300mになります。

65Aなのでベント無しで水が送れるかどうかは、消防庁で判断いただくとして

先端に、ウェイトとして300kg程の磁石を付けます。





これを建屋上部から降ろし、150m先ほどで反対側を降ろす。

発電所内は、鉄骨だらけですからどこかにはひっつくんじゃないでしょうか?

これを屋根が損傷している建屋には、5本から10本おろせれば

24時間無人注水が可能なのではないでしょうか。

まぁ給水側の補充は必要ですけどね。


私が預かっている消防用小型ポンプでは、4本つなぐとヒーヒー言いますけど

高圧車なら何とかなるんじゃないでしょうか??




私の周りの会社も、福島に向けて応援派遣が始まりました。

悲しいかな、私の部門は今は動けません。。

行くとしても6月以降になります。


過去に遭遇した多くのトラブルシューティング

色々な知恵を集め、試してみてはどうでしょうか?

また、現地の対策本部では連日の疲れから妙案は浮かびにくいと思います。

チリの鉱山からの救出もその道のプロたちの手によるもの。

対策本部も、日本中にいる現場の一線のプロから

智恵を集めるのも手段じゃないでしょうか?


頑張れ東電! 頑張れ日本!!

2011年3月17日木曜日

守れ!最後の砦!!

福島第1発電所、臨界阻止に向け懸命の対応がなされています。

自衛隊のヘリによる、水のうの投下、高圧放水車による注水作業

東北電力からの外部電源受け入れ作業・・・・・・

なんとか、頑張りきってほしいです。


当面の対処は、1号機から3号機は炉内の冷却

4号機から6号機は、SFP(使用済み燃料ピット)の燃料の水位維持です。


そこが落ち着いたら、外壁を修復して垂れ流し中の放射性物質の閉じ込め・・・


まだまだ厳しい道のりは続きます。

長引けば長引くほど、放射性物質の拡散は広がるばかりです。

今は、炉心損傷と燃料ピットの隔壁損傷による再臨界阻止が最優先課題ですけどね。。


昨日にはもう早、福島県内の公共水道水から放射性物質が微量に検出されました。

憂慮すべきは、事象から5日目で環境からの検出・・・・・・

この状態は、日増しに悪化するでしょうからライフラインへの直撃です。


地震に対しては、耐震補強も効き想定加速度内であったと聞きました。

よって、被害は津波と爆発・火災によるものだけとしても・・・・・・

下手な漫画を書いてみました。


概ね、発電所内の冷却に用いられていう方法は

上記のような熱交換器を使用した冷却スタイルです。

今4号から6号まで問題になっている燃料ピットは、このような系統で

冷やされていると思います。

問題は、写真でしか見ていないので何とも言えませんが

海水ポンプが津波で流されて、無くなっている若しくは機能しない

のではないかということが一つ。

そしてこの系統が構成されたとして、ポンプが廻ったとしても

80℃もある水を回すと、モーターが焼損するのではないかということです。

そしてこのモーターは、LOCA仕様ではないでしょうから水かけ厳禁ですよね。

LOCA(Lose of coolant  Accident) ・・・・ 冷却材喪失事故

LOCA仕様・・・・事故により水没しても動き続けるよう要求された仕様

やはりこう考えていくと、電源が来たとしても絶縁や導通の確認なくしては
系統を起動することは難しい・・・・

やはり、人間がそばに寄りつけるまでの放射線の抑え込みが必要ですね。


1号機から3号機では・・・・・


循環水ポンプが無事ならば、給水ポンプを回すことで上手くいくとは思います。

いくら非常時とはいえ、原子炉と海を直結するわけにはいかないでしょうから

主給水ラインに海水を給水しながら、閉ループで冷却する。。。。

なんとか上手くいってほしいものです。


特に3号機は、MOX燃料が入っていますね(-_-;)

プルトニウムとウランの混合燃料のことなんですが

プルトニウムの半減期(a崩壊)は、なんと2万4000年!!

目に見えない粉粒ひと粒吸い込むだけで、必ず肺がんになるという

おそろしい物体です。。。

これが32体、、約5tほど入っているのですね。

今となっては、なんとかこの砦だけは守りぬいて欲しいです。


頑張れ!東電  頑張れ!ニッポン

2011年3月16日水曜日

使用済み燃料ピット 沸騰?!

原子力発電所の燃料を入れたり出したりするために、原子炉上部にある

原子炉キャビティとほぼ同じレベルの別建屋に燃料ピットが設置されています。

燃料移送管と言う通路を通じて、燃料の出し入れを行います。

当然、格納容器側には堅牢な遮蔽壁が設置されています。

このピットには、運転前の原子炉に入れる新燃料や既に燃え尽きた使用済み燃料を

保管できる設備です。

燃料ですから、自然崩壊分の熱を出していますので常に冷却水を循環させ

冷やしておく必要があります。


今回の福島第1発電所では、電源喪失によりこのポンプが作動せず

ピット内のホウ酸水温度が上昇し水位が低下したと思われます。

通常の状態でもコバルトブルーのホウ酸水の中、若干の気泡は出ています。

微量のキセノンでしょうか、希ガスには違いありませんね。

報道にもありますように、このピットが設置されている建屋は

屋外と壁一枚です。一般の建屋とは比べ物になりませんが

原子炉格納容器のように、耐震Asクラスと言うわけではありません。

まさに弱いところを突かれた様な状態です。

経産省が、「注水命令」なんて出していましたけど寄りつけない程の高線量&火災・・・

専門家のスタッフが、多くいるはずですから大丈夫だと思いますが

ホウ酸(減速材)の濃度を維持しなくてはならない

発電所の原子炉には193体(場所によっては違いますけど)の燃料で運転しています。

今回のピットに入っている燃料集合体の数は、もっと多かったように思います。

燃料集合体は、それぞれ独立した小部屋に収められていますけど



燃料自体が溶け出す温度になると、この壁も当てに出来ません。。。

そこに何らかの拍子に中性子が当たり、核分裂が始まると・・・・・・・

まるで、核燃料でたき火をしているようなことになります。

既に建屋の屋根は壊れ、壁には8m×8mの穴が二つ


もう軍の力でないと、東京電力に出来ることは無いと思います。

地震による被害を受けていない、西日本のパワーで

ホウ酸水を凍らせて、クラッシュアイスにし

ヘリコプターで被ばく限界まで降下して、落下させる。


もう一刻の猶予もありません!

政府は、東電に責任を押し付けず

日本全体の力を使って、

事態収束に取り組んでほしいです。









2011年3月15日火曜日

避難範囲拡大!!

福島第1原子力発電所の1号機から4号機が、外壁などを損傷し放射性物質の流出を続けています。

近隣住民の方は、速やかなる避難・屋内退避して下さいね。。。。

屋内退避されている方は、窓などを開けずに外気の流入を防ぐ手立ても有効かと思います。

屋内からの換気は構いませんけど、エアコンなどで吸気されるのは止めた方が良いと思います。


東京電力さんは、避難させた住民にガラスバッジかフィルムバッジなどを配るべきでしょう。

何もなしでは、あとで被ばく量の測定は出来ませんからね。。。


放射線業務に従事するものは、「労働安全衛生法に基づく労働安全衛生規則」や

「電離放射線障害防止規則」に則り仕事をしています。

当然被ばく可能な実効線量も決められています。

【放射線作業従事者】

100ミリシーベルト/5年間 かつ 50ミリシーベルト/1年間

【妊娠可能な女性の実効線量】

5ミリシーベルト/3か月

【妊娠中女性の内部被ばくによる実効線量】

1ミリシーベルト/出産までの期間

そして【一次立ち入り者】 臨時で施設に入ったり見学に来た人です。

0.1ミリシーベルト/1日 かつ 0.3ミリシーベルト/1週間


放射線の量は、距離の2乗に反比例しますので線源から離れるほど低くなります。


原子力発電所では、管理区域を設定するに当たり 0.4Bq/cm2という規定があります。

ベクレル・・・・1秒間に一つの原子核が壊れ、放射線を出す量  1ベクレル

この管理基準の10倍(4Bq/cm2)を越えると「マスク着用」となっています。

閉ざされた空間ならば測定することも可能でしょうが、大気に拡散すると

どこが濃いくて薄いのか見分けが付きません。。

簡易マスクでもよいので着用をお勧めいたします(屋外)


昨夜のテレビで、除染について報道されていました。

「シャワーを沢山浴びて・・・・・・・・」

身体汚染した場所によるのですが、頭髪などが汚染した場合は

シャワーは良くないと思います。

流水で鼻や口に入る恐れがあるからです。

また、過去の例では勝手に自分で除染のためにシャワーを浴びて

お尻の穴の辺に移動した例があります。。

目には見えないものですので、シンチレーションカウンターなどで

場所を特定して、テープで「ペタ!」「ビリ!」「ポイ!」を繰り返すのが

効果的だと思います。


ついに停止中の4号機にまで火の手が上がりました。。。

使用済み燃料ピットの冷却系も作動していないので

崩壊熱により水素が発生・・・

通常なら気体廃棄物処理系統で水素を反応させれるのでしょうけど・・・


電気の無い発電所に核燃料を置く恐ろしさを世界中に露呈しました。

ドイツやスイスなどでも「原子力ルネッサンス」からの軌道修正がなされる模様です。

何とか無事に収束させ、最悪のシナリオだけは避けれることを今は祈るばかりです。




2011年3月14日月曜日

被ばく?汚染? 広報もっとしっかり!!!

福島発電所の周辺で、住民の「被ばく」の報道がされています。

放射線防護に対する知識のない人に、いきなりの被ばく報道は

不安をあおるだけの結果になるんじゃないかと思い、すこし説明しようと思います。


【被ばく】

被ばくとは、放射線の暴露を受け皮膚など体表面に受けた量を、【外部被ばく】と言います。

これとは、別に放射性物質が体に付着した場合は、【外部身体汚染】と言います。

これは報道でもあるように、洗ったり両面テープなどで取り除くことが可能です。

ひろっちも過去に、パンツを2回ほど廃棄処分にされました。。。

厄介なのは、この放射線物質を経口摂取などで体内に取り込んだ場合です。

口から入った物は、下から出るのですがその間内臓が被ばくします。

これを【内部被ばく】と言います。

原子力発電所で働いていると、数年に1回くらいそういう事例を見ますけど

対処方法としては、水を多く飲む・サウナなどで多くの汗を流すくらいしかありません。

どの程度の放射性物質を取り込んだかは、W.B.C(ホールボディカウンター)という

装置で計測できます。


医療の現場では、PET_CT (2.2mSv)や造影CT(0.2mSv~)などで、

微量の放射線を含んだ物質を注射して、撮影することは知られていますね・・・・。

自然界の自然放射線により、通常2.4mSv/年 だそうです。

法により決められている被ばく放射線量は、50mSv/年 です。


昨日の報道で、福島発電所の境界付近で 500μSv/h と言っていましたから・・・・

単位を換算すると、0.5mSv/h 

少し高いですね。。。。100時間で年間線量に達します。

放射線作業従事者の1日の被ばく量は、1mSv で管理されていますから

2時間その場所にいると、その日は放射線管理区域に入れなくなります。

発電所内では、「高線量区域」として制限されているような状況と同じです。


人体への影響はどうかと言うと・・・・・・・

過去の見地から短期間に250mSv以内は人体に異常は出ないとされています。

また500mSv で白血球の一部が減少する事象が出るそうです。


これで計算すると、今の段階では全然大丈夫レベルですが

離れておいたに越したことはありませんね。


日本は、世界で唯一核爆弾を経験した国です。

【放射線は怖い】と言うことを、他国以上にDNA内に持っています。

国や報道は、そんなことも考えたうえでプレスリリースしてほしいと思います。


ちなみに29年間、原子力で生計を立ててきた私の集積線量は・・・・・・


142.7mSv

結構な量かと思いますけど、お子様たちに影響はございません。

もちろん、私自身も元気です。


これからも今後の報道に注目しようと思います。














2011年3月12日土曜日

こんな時ですけど、ラウンド報告!!

昨日は、日本最大の地震が発生しました。

多くの方が被災され、1700名余の死者、不明者が出ております。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、現地で頑張られている皆さまに

影ながら声援を送らせていただきます。



こんな時にゴルフなど、言語道断だ!とお叱りを受けそうですが

行ってしまったものは仕方ありません。開き直っていますね(-_-;)

今日は、GDO OPEN 花屋敷ゴルフ倶楽部ひろのコースへお邪魔してきました。

このコンペ、前半ハーフで成績が決まります。

12月、1月と良い所にいましたので、今回もと燃えておりました。


花屋敷ゴルフ倶楽部 ひろのコース



バブル前に作られたハウスは、とても落ち着きます。


アウト 10:01

1番 パー5 オナーでスタート ドライバー ランも出て280ヤード弱

        
        セカンド210Y 2UTどダフリして60Y
        残り150Yを8鉄で乗せて パー発進

2番 パー3 140Y 9Iで2m なんなくバーディ

3番 パー5 ドライバーナイスでしたが左の木にひっついていました。。。
        セカンド出すだけ2UTまたもや大ダフリ・・・・58でオン ボギー

4番 パー4 2UTナイス220Y 58で乗せてパー

5番 パー4 8鉄でまたダフリ・・58で乗せてボギー

6番 パー4 ここは名物ホールで、直角ドッグレッグ
        2UT入れてはいけない左バンカー・・・・
        残り120Y上り 9鉄でダフって池・・・・最悪です。
        ワンペナでドロップした後、PWがオーバー 5オン1パット ダボ

7番 パー4 このホールHDCP1です。帰り際、GDO STAFFにおじさんが
        文句を言っていました。

        「アウトの7番なんて誰もパー取れへんのになんで隠しホール違うんや?」
        
        「そう言われても・・・」

        そこでひろっちは、「そのホールは、パーオンのパーやったけど?」

        おじさんは、「そんな人は、あんただけや。他にはおれへん」

        隠しホールの読みが外れたそうですけど、手にはしっかり9位の景品!!

        笑って帰りました。

8番 パー4 3wナイス セカンド8鉄 オンしてパー

9番 パー4 ドライバーナイス、セカンド9鉄 オーバーしてボギー

結局 40点 ハンデに恵まれず 18位でした。。。

昼食付きだったのですが、ひろっちはおにぎり付きラーメンを注文しましたが・・・



おにぎりって・・・・・・

ピンクパンツブラザース 山〇君と木〇さん(キャディーさん)



新しいハンドルネーム 【ピンクパンツァー】

山〇さん、どうですか?


後半 ---□△△△△- 42(20)

    後半パターが振るいませんでした。

ようやく出た80台ですけど、もう少し延ばせたはずですね。。

これを機に上昇気流に乗れることを願います。

次の記事は、【福島原発について】をお送りしたいと思います。





2011年3月11日金曜日

昨夜のケーキ!

昨夜は、ささやかな私の誕生日パーティー?でした。

もう刺すところのないほどのローソクの数です(*^_^*)




かおちゃんに唄を歌ってもらい♪一息で消しました。

来週には、新しい家族が生まれようとしているところ父は・・・・・・・

ほぼ半世紀生きたお祝いをしました。。

残り少ない人生、濃密な時間を家族と共に過ごしたいと思います。



かおちゃんが臨月と言うことで、夕食は簡単なもので済ませました。

ひろっちは手羽先の焼いたのが好物です。。



誰かが、「パパ」のパの字を触ったようです(・_・;)


ノパ?になっています。。。

明日はまだ生まれないということで、GDO OPEN に参加いたします。

散々嫌味を言われながらも・・・・

でもカウントダウンに入っていることには違いありません。

早めに帰宅しなければですね。

5月のGDO OPENが7日に開催されるのですが、

会社の部下から結婚式のご招待を受けました。

おまけにスピーチも(汗

人前でしゃべるのは嫌いじゃないので、お受けしましたけど

一応下調べと、原稿は必要です。

部下は28歳・・・・昔を思い出して、なんだかしみじみいたします。





2011年3月10日木曜日

今日はお誕生日!

今日は、ひろっちの49回目の誕生日です。

と言っても、めでたい訳ではないですけど・・・・・・

子供の頃から生き急いで、「早く大人になりたい」と

背伸びして駆け足で走ってきましたが

今となっては、なんとも勿体ない人生を過ごしたなぁと思います。

後悔先に立たず

最近は役に立たず

一度限りの人生ですから、大切に1日を過ごしてくださいね。

今日という日は、昔「陸軍の日」と呼ばれていたそうです。
その記念すべき日を狙い、「東京大空襲」が行われたとか・・・・
なんとも因縁めいた日です。

そして私が生まれるのと時を同じくして産まれてきたのが・・・・・・


そうです。松田聖子さんなんですよね。。。

もしも占星術が本当なら、私と彼女は同じ星の下に生まれたことになります。

そういえば、お互い人生は波乱万丈ですね(・_・;)

お互い×付いてますし・・・・・

まぁ彼女の方が、山ほど稼いでいますけどね

明日になれば、数え年で・・・ついに大台

半世紀・・・・・ミレニアム?・・・・・・・・・・・

シニア入りまであと1年

頑張ってハンデ減らさなくっちゃ。。


2011年3月9日水曜日

ハンデキャップ急上昇中(-_-;)

ブリジストンのネットで管理しているハンデとGDOのハンデ、どちらも

急上昇しています。。。

今年に入って9ラウンド、90切りは1回だけ、

そりゃ増えますわな。


11月をピークに、ドテン反転して、1月抵抗するも2月に抵抗線突破

まぁ、本HDCPは17.0なので流石にそこまでは行かないと思いますが・・・

でもなぁ・・・GDOハンデは18まで行ってるしなぁ(・_・;)

これが、手持ちの株なら期待大なんですけどね(笑

不思議なんですけど、ショットは好調なんですよね。。

フェアウェイキープ率・パーオン率は確実に上がってきています。

パターとアプローチは少し悪いですけど


やはりゴルフは、グリーン周りが大切ですね。

上がってなんぼ?

その通りです。

3月・4月も各ラウンド予定してますので、一気に潜らせます!!




2011年3月8日火曜日

週末は、花屋敷ゴルフ倶楽部へ

GDO OPENの3月開催コースは、名門花屋敷ゴルフ倶楽部ひろのコースです。

4月には姉妹コースの吉川コースで【スタジオアリス女子OPEN】が開催されます。

初めてのコースは、いつもドキドキしますね♪




コースレビューを読むと、フェアウェイは広そうですね・・・・

思い切ってティーショット出来るコースだと嬉しいのですけど。


ここのところショットは、安定してきていますので楽しみです。


山〇さんも同時間スタートと言うことは、同じ組ですね。

今回の順位によっては、ハンドルネームの変更を考えますよー!

(くれぐれも「サムゲダン」にならないようにお願いします(爆)


PS 山〇さん

4月23日(土) キングスロード 10:20 食事つき ¥16000

4月30日(土) 神戸パインウッズ 9:52 食事つき ¥15000

ちょっと高いけど、どちらか行きませんか???




キャディーさんの服は、このスタイルが多いですね。

さてさて、どんな結果が待っているのか・・・・・・・・・

2011年3月7日月曜日

確定申告!

さっきのホールはボギーじゃなくてダボでした。。。。

こんな申告はしたくないですね(^_^;)


私は会社勤めの傍ら、15年ほど前から個人事業を営んでいます。

事業と言っても家内工業&ブローカーですけどね。

元々は、PCが出始めの頃は凄く高価で、趣味で購入するには敷居が高かったです。

8086あたりで、パンチカードから8inchフロッピーなるものが出たころです。

今や世界に冠たるソフトバンクの孫正義さんが、アスキーって会社をやっている頃ですね。

で、私は図面を書く仕事をしていましたので、【プロッター】なるものを買い

始めたわけです。(おもちゃみたいなものでしたけど・・・)

で、そのあと今や世界標準になったAUTO CADが出てきて・・・今に至っています。

当時、初めてNECさんがペンティアムを搭載したPCを発売した時ディスプレイも無しで

¥1、000、000

大反対する当時の奥さんを押し切り、48回払いで買ったのを覚えています。

清水の舞台から、何度となく飛びおりましたから。。

15年前の¥1000000って、今のいくらくらいの価値なんでしょうね{笑顔}


この個人事業、たいして儲かってはいませんけどとても良い勉強にはなりました。

税務署とのやり取りや銀行とのやり取り。サラリーマンだけでは味わえない経験を

させてもらいました。

一人前の経営者並みに、資金繰りに苦労して国民金融公庫(当時)に

お金借りに行って門前払いされたり、仕入れ先に支払いの延期頼みに行ったり・・・

今にして思えば楽しい思い出ですね。

この時に覚えた言葉は「無い袖は振れない」です。


電話で「ひろっちさん、今月半分でも貰えませんか???」と言われても
    
    「アイ アム ノー スリーブ!」って笑っていましたからね。

あれから10年、びっくりするような売上高もありませんけど、

従業員(かおちゃん)一人給料払えるようになり、金策に走ることもなくなりました。

後はどれくらい健康で続けられるか・・・・まだまだ長い旅です。

2011年3月6日日曜日

チェリーヒルズゴルフクラブ ラウンド回想!

昨日はチェリーヒルズゴルフクラブへ、初めて行ってきました。

とても練習環境の整った良いコースだと思いました。

アプローチ練習場、パター練習場、打ちっぱなし・・・・・

今まで見たコースの中で、一番充実しているコースだと思います。

もっと近ければ、マイコースにしたいほどです。



最近ピリッとしないラウンド内容・・・・問題は

集中力の欠如でした(-_-;)

プリンスコース □-□-△△-+4△ 47(20)

キングコース  △△-□△-△□△ 45(19)

プリンス

1番、3番、6番 3パット

8番は短いワンオン出来るミドルホール・・・エッジまで245ヤード

長いこと待った後で、グリーンが空くのを待つのは嫌なので

刻みちゃんでと・・・・・

2UTでチョロ  谷底OB
こういうミスがスコアを悪くしているのだと反省しました。

後半キングコース

1番、2番 3パット 折角の連続パーオンも・・・・

それも1番は、クロスバンカー残り120ヤードからのセカンド

なんともはや、もったいないお化けが出ます

2番の打ち降ろしのショート140ヤード

ナビでの距離は160ヤード?

表示を信じて、9鉄でフルショット

ピン筋から少しフックして・・・・・・ナイスオン?

左端に乗ったのですが、行ってみると30ヤードほどの奥ギリ。

上空はフォローの風だったのだと思います。

このショットが後のショットに影響しました。。。

4番ミドル 残り130ヤード少し打ち上げ

2番の9鉄のイメージだと大きいので不安ながらもPWで。

結局1m届かず深いガードバンカー

縦の距離感、、、難しいですね。

後半のミスは、簡単に打とうとしてのミスが多かったです。

一打一打もっと丁寧に打たねばと反省しました。

次週に向け、精進いたします。

2011年3月4日金曜日

明日はラウンド!

明日は、初めてのチェリーヒルズゴルフクラブへお邪魔する予定です。

3月2日の検査結果 OK の診断で、今後のエントリーにも弾みが付きます(笑


ただ、お腹の大きなかおちゃんがいますので、その辺は考えて・・・・・・  (・_・;)


写真を見ていると、このコースは広そうに見えるのですが

ラウンドした人たちのレビューは、「距離は無いけど左右は狭い」んだそうです。

慎重なクラブ選択で本格シーズン初戦を飾りたいと思います。

ここも山陽 三木東ICなので1時間30分コース・・・・少し遠いですね。。。



先週参加したGDO OPEN CLASS 三木ゴルフ倶楽部は

13位 / 46名 でした。。。。。

来週は、花屋敷でのGDO OPEN 、頑張らなくっちゃ!

2011年3月3日木曜日

第2回 造影CT検査 異常なし!!

大腸がん切除から、4か月

2回目のCT検査を受けました。

造影剤を入れながら、撮影するのですが

この針が結構太いんです(>_<)


いつも痛くないのに、今日はなぜかチクチクするので

「針、突き抜けてない??」と聞くと

見もせずに、「大丈夫ですよー♪」(怒)


終わってから見てみると、やっぱり血管付きぬいていますから。。。




ドキドキしながら、1時間程待って外科医長と面談。

「んー。今回も大丈夫ですよ。リンパ節の腫れなどもありません」

思わず

あざーす!

実際には、まだ4カ月ですから目に見えるほど大きくないとも言えるので

安心は禁物ですけど、取りあえず次の検診までは安穏な日々を過ごします。


「んー。。。腫れてきてますね、リンパ節。肝臓にも転移しているようです」

なんて言われようものなら、そのまま後ろに倒れてみようかと思ってました(爆


とにかく夏休みの最後の日までは、思いっきり子育て&ゴルフをエンジョイしたいと思います。

手始めに保留していた、GDOアマチュア選手権にエントリーいたします♪



今回は去年と違い、3クラスに分かれての戦いです。

2クラスだと上位の方に居て有利だったのですが、今回の分け方だと

レギュラークラス10.0~19.9・・・・後ろの方ですね。


予選も4回ありますので、何回かは楽しみたいと思います。


手始めは5月27日


六甲国際ゴルフ倶楽部  西コース

まだまだ先ですけど、良い天気になってほしいです!!