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2011年3月18日金曜日

福島第一発電所、冷却作業!!

昨夜、ヘリからの水投下を見て効果が薄そうだと感じました・・・・

やはり以前記事にした、投下するならホウ酸入りクラッシュアイスが良いかと

思います。ただ、国内のホウ酸製造工場が今回の地震で打撃を受けて生産不能状態です。


我々の発電所も、立ち上げ時に多量のホウ酸を必要としますので、生産復旧が

遅れると、立ち上げ時期に支障をきたす恐れがあります。


今朝のニュースで、海外(韓国・フランス)からの援助物資にホウ酸がありましたので

なんとか対応できるんじゃないでしょうか。


で、今朝ふと思いついたのですが同じリスクで注水するなら

ヘリから消防用ホース(1本25m)を12本つなぎ、これで300mになります。

65Aなのでベント無しで水が送れるかどうかは、消防庁で判断いただくとして

先端に、ウェイトとして300kg程の磁石を付けます。





これを建屋上部から降ろし、150m先ほどで反対側を降ろす。

発電所内は、鉄骨だらけですからどこかにはひっつくんじゃないでしょうか?

これを屋根が損傷している建屋には、5本から10本おろせれば

24時間無人注水が可能なのではないでしょうか。

まぁ給水側の補充は必要ですけどね。


私が預かっている消防用小型ポンプでは、4本つなぐとヒーヒー言いますけど

高圧車なら何とかなるんじゃないでしょうか??




私の周りの会社も、福島に向けて応援派遣が始まりました。

悲しいかな、私の部門は今は動けません。。

行くとしても6月以降になります。


過去に遭遇した多くのトラブルシューティング

色々な知恵を集め、試してみてはどうでしょうか?

また、現地の対策本部では連日の疲れから妙案は浮かびにくいと思います。

チリの鉱山からの救出もその道のプロたちの手によるもの。

対策本部も、日本中にいる現場の一線のプロから

智恵を集めるのも手段じゃないでしょうか?


頑張れ東電! 頑張れ日本!!

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