今朝の通勤時、ラジオでこんなニュースを耳にしました。
「政府は、大手ゼネコンの発案した発電所を特殊なシートで包む案を検討している」
「原子力の専門家は反対している」
私は、なぜ政府がゼネコンの案に同調するのか理解できません。
原子力専門家のいうように、莫大な費用の割に効果が期待できず
リスクばかりが増える・・・・・・
その通りだと思います。
発電所の管理区域内でもクリーンハウスを作って、汚染を広げないようにし
作業を行うことはあります。
当然エリア内の汚染は強くなり、装備も重装備になります。
しかし、大切な事は出てきた汚染物を閉じ込めるとともに
クリーンハウス内のダストを回収し、作業できる環境を維持することです。
HEPAフィルターやチャコールフィルターで排気しつつ、吸気を行う。
これが出来なければ、中の環境はどんどん悪くなります。
現在のフクシマでは、廃棄物処理系統は機能していません。
気体・液体・固体と原子力発電所は、電気を生み出すと同時に核のゴミも出します。
これを受け入れるための便所がなければ、環境に排出する他に手はありません。
地震当初は、再臨界阻止と原子炉格納容器を守るための緊急手段として
とにかく「注水」とされていましたが、同時に入れた水を回収することを
考えなかったのでしょうか?
なんでも原子炉の周囲に骨組みを組んで、特殊なシートを張り巡らせる・・・・
試算では¥8000億円??
大気への放出は、止められるかもしれませんが
ハウスの中は、高放射線濃度に冒された宇宙空間のようになり
全ての作業者が、酸素ボンベを背負うことを強いられます・・・・・
作業の効率はますます悪くなります。。
そんなことよりも廃炉が決まったのですから
敷地内にスペースを確保して、廃棄物処理系統を新設するべきです。
水が漏れている場所を探すのも大切ですけど
汚染水を濃縮・減容する策を講じる方が急務です。
水につかり火傷を負った作業員の二人・・・・
核種の特定がされていなかったようですが
ストロンチュームではないかと疑っています。
β崩壊で、激しいやけど・・・・
出てこないことを祈ります。
誰か政府を正しい方向に導けないのでしょうか?
子供のころに見た、SFマンガ
宇宙戦艦ヤマト
本当にイスカンダルにコスモクリーンを取りに行かなければなりません。。。
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