福島発の原発拒否アレルギーが、国内に蔓延し始めました。
ダメを押したのが、中部電力浜岡発電所の緊急停止措置ですね。
この措置で、静岡県に拠点を持つSUZUKIが移転を表明しました。
現在のところ海外にはと言っていますが、おそらく生産拠点は国外へ逃げますね。
他の製造業に関しても、続々と海外移転を表明しています。
半導体、製鉄、電動機、鉄鋼2次加工・・・・・
どの部門も途中で停電されると困るところばかりです。
電力供給における重要なファクター・・・・安定供給
これを失えば製造業は成り立ちません。
西日本に生産拠点を移して、何とか国内生産を維持しようとした産業界に
政府は、究極の冷や水を浴びせました。
今夏、再起動する原発はありません。
7月22日には、関西電力は200万キロW/Hという膨大な供給電力を失います。
もう首都圏を大規模停電から救う手段は無くなりました。
脱原発を宣言したドイツでさえ、10年かけて順次停止する予定です。
上関の新規建設計画も雲行きが怪しくなってきています。
推進側関係者も原発をどんどん増やせなんてことは、誰も思ってはいません。
原発関係者にあっても
昭和40年代に作られた発電所の停止・廃炉は視野に入っています。
そのためにも、供給電力を維持しながら新しい知見の元
設計された発電所が必要なんじゃないのかと強く思います。
総発電力1%未満の自然エネルギー
イニシャルコストも回収できない高原価の太陽光発電
いつ出るか止まるかの予想もつかない地熱発電
この国を襲う未曽有の政治災害は、まだまだこれからも続きます。
増税・円高・電力料金の大幅値上げ・大規模停電
この夏に何百人の犠牲者を出せば、目が覚めるのか
心が痛みます・・・・・・
こんばんわ。
返信削除日本の政府もマスコミも
きちんと説明していませんが。。。
というか
本当に知らないのでしょうが。。。
イタリアの今回の反対投票は
日本の反原発とは
かなり事情が違います。
イタリアの原発は全部で4基ありますが、
この4基はすでに停止しています。
今回の投票でイタリア国民の9割が反対したのは
「今ある4基は危険なので永遠に停止とし、
その上で新しい安全な原発を4基作ろう」という
ベルルスコーニ首相の提案に対する否認です。
稼働中の原発を止めよう!というのではなく。。。
今の時点で新たに4基を作るのは認めないよ!
という ごく冷静 な 国民の判断 です。
この点、ドイツや日本では全く条件が違います。
スイスでは時限的原発停止ですが
この間に別の電力を得る算段がきちんとできると踏んだ上で
はじき出した年限です。
この点、日本の政府とは全く対応が違います。
インドネシアは赤道直下ですが
皆がエアコンなしで暮らしてますし
熱帯夜もなく 夜はかえって肌寒いです。
日本の政官財界は
クレーマー達が日本から去ってくれることを
心から望んでいるでしょう。
お互いにとって日本脱出は
良い話しだと思います。
おはようございます。
返信削除国内の産業空洞化、研究拠点・研究者の流出が生み出すものは
大量の失業者、法人税収の激減、売り上げ低迷・・・
デフレ・円高・増税の3重苦にあえぐ国民(特に年金受給者)は
そのツケを払うべく今日もけなげに働くのでした・・・・
「自民党をぶっつぶす」と5代前くらいの総理が言いましたが
今の総理は「日本をぶっつぶす」つもりでしょうね。
昨日、神奈川で1発目の大規模停電が起きました。
この夏はインドネシアと変わらないくらい停電すると思います。
少しは子供が増えるかな?(爆・・不謹慎ですね)