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2011年5月31日火曜日

これからのエネルギー政策・・・・・

今朝のニュースでドイツが原子力からの撤廃を表明しましたね。

それは一つの決断だと評価できると思います。

我が国は、国内始まって以来の、原子力の大災害を経験しました。



核の怖さは、世界中のどの国よりも身を持って知っているはずの日本。

たった800グラムのウランが爆発すると、どんな被害が出るか・・・・・・

臨界に達する量のウランを一つの容器に入れると、どれだけの放射線を発するのか・・・


どちらも貴重なそして多くの人の命を失った経験です。


私は、原子力と共に30年間生きてきました。

先端技術などでは決してありません。

過去の知見で得られた確実な技術の積み重ねで、今の原子力は動いています。

もちろん新しい技術も導入はされてきています。

それでもそのテクノロジーは10年前のものですね。


世間では、今や原子力発電は諸悪の根源のように叫ばれていますが

あの高度成長期を支え、戦後からの復活を世界に知らしめた万国博覧会

その時期に合わせ、原子力で起こした電気が使い始められました。


昭和40年代ですね。。。。

電気を使うことで多くの利便を享受し、あるのが当たり前となった電気。

今や電気無しの生活は想像すら出来ません。

高層マンションのペントハウスに住んでいる人なんて、停電したら降りても来られないですね。

エレベーター無しの64階、考えただけで足腰が痛くなります(笑

オートロックのセキュリティーも働きません。

(あの鍵は停電すると開くのか閉まるのか知りませんけど・・・)

狭い敷地に多くの国民が暮らす日本

色々な知恵を絞り、発展してきたこの国はこれからどうなるのでしょうか?


ソフトバンクの社長さんが、休耕田をメガソーラー畑にと言われています。

大阪の知事さんが「一歩を踏み出さないと先に進めない」と言われています。




私のまわりにも多くの人が、国や県の補助を頂き屋根の上にパネルを並べました。

確かにいくらか発電はしています。購入する電気は少し減っているようです。

それでも30年かかってもイニシャルコストは、回収できないようです。


おそらく国内で減価償却が可能な地域は、1/5程度じゃないかと思います。

ヒネクレひろっちは、ソーラー発電推進の裏に大きな利権の匂いを感じてしまいます。

スマートグリッドも同じですね。


私は、この国には原子力発電は必要だと考えます。

しかし管理は、超国家規模の組織が行うべきだと思います。

フクシマの事故により汚染されたのは、福島県だけではありません。

地球全体に核生成物がばらまかれたのです。

もはや一国の方針や一社の利害などを論じている段階ではないと思います。


日本が原子力を止めても隣国で事故が起これば同じことですから。

実現は絵空事になるでしょうけど・・・


【おまけ】

ジェネスが、福島事故を予見したいたようです。津波・電源喪失・炉心溶融・・・

なんで今頃こんな記事が出るのでしょうか?

その報告書は、上位組織には出さずホームページに載せていたとか?

税金で働く独立法人、存在の意味が無いのでもう解散してください!



















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