原子炉圧力容器から水が漏れている(?)1号機では、水没させる案が浮上しています。
現在の建屋の状態などが不明ですけど、私はこの案は危ないと思います。
基本的に原子炉格納容器は、負圧設計であるはずですし
特に基礎の強度に信頼が持てないと思います。
格納容器下部は、LOCA想定で耐えるかもしれませんが
電気ペネトレーション(通称:ペネ)なんて、水圧に耐えるようには思えません。
(格納容器内と外を貫通させている部分)
耐圧気密試験をしたことがある人は判ると思うのですが、
圧力は、逃げ道を探し止めても止めても弱いところから逃げようとします。
サブレッションチャンバーにしても、満水にしてあれだけのヘッド圧に耐えるのでしょうか?
事態収束に向けての冷温停止状態にするための対策・・・・・
時間を急ぐあまりに強引な手法は、リスクが大きいです。
200℃ならそれ以上温度が上がらないように、維持する・・・・・
これで原子炉が耐えるなら、この方がましな気がしますけど。
格納容器が膨らみ、燃料ピットの下部の壁あたりにダメージを与えると・・・・
炉心溶融どころか燃料ぶちまけになりますから(-_-;)
既設の主蒸気管や主給水管は、どれだけ損傷しているんでしょうか?
新たな冷却ループを構成するより、使えないタービンどけて
熱交換器に置き替えた方が、仕事量は少なくなるんじゃないかと思いますけど・・
どうなんでしょう?
今に至っては一発逆転はありえないので、腰を据えての長期戦を覚悟し
リスクを最小限に、作業量も最小限に燃料を燃え尽きさせるのが
得策でしょうね。。
こんばんわ。
返信削除あれから45日。
本当に困ったモノですね。
事故当初から
自身の体面ばかりを考えてる人が多すぎますね。
そろそろ開き直っても
よいものかと。。。。
おはようございます。
返信削除今朝の報道で、厚労省が原発作業員の年間線量上限撤廃を
発表しました。経産省からの要請のようです。
東電の対策部隊は、兵隊はたくさんいるけど小隊長・分隊長が
パンク状態のようです。
友人の会社も4月に入り、待機状態が続いているそうです。
大本営発表では、東芝・日立・アレバでラド・ウェストを
作るようですが6月運転は画塀の餅に終わりそうです・・・